【動画撮影】工事現場の記録動画の撮影方法【基礎編】

【動画撮影】工事現場の記録動画の撮影方法【基礎編】

皆さん、こんにちは。
株式会社火燵です。

今日は「工事現場の記録写真や記録動画の撮り方」についてお伝えしていきます。

0:00 オープニング
0:16 記録動画の種類
1:09 カメラについて
1:53 編集について
2:19 撮影前の確認事項1(太陽の位置)
2:49 撮影前の確認事項2(バッテリーチェック)
3:01 撮影前の確認事項3(現場の掃除と整理整頓)
3:17 撮影前の確認事項4(撮影リストの作成)
3:41 撮影前の確認事項5(テロップの配置場所)
4:02 撮影方法について
4:25 構図について
5:41 構成について
6:36 まとめ

◆記録動画について
◯記録動画の種類
工事現場の記録動画は大きく2種類に分かれます。
1つ目は作業場全体の記録になります。これはGoProなどを高い位置に設置して、タイムラプスで撮影するみたいな形です。
こちらの撮影はGoProが向いていて、撮影・編集の手間が少ない動画になります。
欠点としては記録データが多くなるので、作業の詳細はわかりにくいです。

2つ目は作業や工程を記録する動画です。こちらは作業者の作業工程を中心に記録していく方法で、スマートフォンでも撮影できると思います。
撮影・編集の手間はかかりますが、作業や人の動きなどの詳細が残ります。(動画マニュアルと言われるのはこちらのスタイルです。)

◯カメラについて
工事現場の撮影でおすすめなカメラはGoProとスマホです。「一眼レフとビデオカメラでも良いのでは?」とよく言われますが、一眼レフの場合は広角が撮影できる反面、バッテリーの持ちが悪く、手ブレやピントが合いにくいなど初心者には少し設定が難しいと思います。
ビデオカメラはバッテリーの持ちがよく、ズームに強いですが、広角が少し苦手になります。
なので手軽さや広角が強く、バッテリーの持ちが良いという意味合いでいうとGoProやスマホが良いと思いますので、まずはそちらで試してみてください。

◯編集について
編集についてはテロップだけ掲載したり、BGMをのせる程度で十分だと思いますので、スマホでもPCでも編集可能です。初心者の方は練習だと思って是非、挑戦してみてください。

◆撮影前の確認事項
◯太陽の位置
火燵のYouTubeチャンネルでも何度か紹介していますが、「サン・サーベイヤー」という太陽の位置がわかるアプリがあります。無料版のアプリでも太陽の方向は分かるのでおすすめです。
撮影したい被写体や建物が逆光や影になってしまって、しっかり写っていないということになると、会社自体がそういった雰囲気だと思われてしまう可能性がありますので、太陽の位置を確認するという作業はとても大切です。

▼ロケハン必須ツール!太陽の位置が確認できる「サン・サーベイヤー」のご紹介

◯バッテリーチェック
事前にカメラのバッテリーがあるかどうかを確認する作業は非常に大切です。撮影前日か現場に出る1時間前にバッテリーを充電しておく癖をつけるのが大切だと思いますので、バッテリーがあるかどうかをしっかり確認しておいてください。

◯現場の掃除と整理整頓
時間を急いで撮影すると、場長に「整理整頓ができていない」と怒られるパターンが結構多いので、しっかり整理整頓をして決裁権を持つ方に現場の状況を確認してもらった上で、撮影を開始するというのを心がけてください。

◯撮影リストの作成
現場にいきなり行って「あれやこれを撮影しよう」といっても、人間の意思というのは時間と共に湧き上がってきて消えてしまいますので、思いついたアイデアや順序があれば、それをメモして現場で確認しながら撮影することが大切です。
今だとスマホに撮影する順番や注意事項がメモできると思いますので、チェックしながら撮影することをおすすめします。

◯テロップの配置場所
撮影をするときに、テロップがどこに来るのかというのがあらかじめイメージできていないと、撮影の構図が定まりづらいです。
画面左上・右上にくる表題のテロップや、下側にくる字幕も含めて、テロップの配置場所を計画しておいてください。

◆撮影方法について
◯安全第一で撮影する
工事現場なので、穴や突起物、その他不注意で事故につながる可能性があります。特に現場なので怪我をすると痛いで済まないことが多いです。安全を第一に確保して撮影するように心がけてください。

◯構図について
構図で気を付けてほしいことは2つあり、1つ目は日の丸構図で、2つ目は三分割構図です。日の丸構図の何が悪いかというと、大事なものを真ん中に置いてしまう癖になります。
本来は大事なものを映像全体に配置するというのが大切ですが、日の丸構図になってしまうことによって、上側に無駄な余白ができてしまいます。
ただ、どうしてもネジを締めるシーンでネジが真ん中にくるというのは仕方ないですが、なるべく無駄な余白を作らないように、映像全体に大事なものを記録するということを心がけて撮影をしましょう。

2つ目の三分割構図ですが、こちらはiPhoneでもグリッドを表示させるという機能があり、画面を縦横3つに分割して、その線上や交点に壁のラインや人の目を持ってくることで構図が安定しますし、日の丸構図の防止にもなります。
なので初心者の方は、三分割構図の線上と交点に大事なものを配置するということを意識して撮影してみてください。

◯構成について
構成は構図をどのように構成するかということですが、記録動画の場合は「大から小」というのを心がけて弊社ではお客様やフリーランスの方に教えています。どういうことかというと、まずは記録動画を撮影する際に、全体を撮影してその場所に人物がどう立っているのかやどこを向いているのかというのが分かるようにします。
その次に、その人物がやっている作業を中→小→中→小という形で、人物全体→人物の上半身or手元のアップ、その作業が終わったら大きい記録の映像を撮るということでやっています。

なので記録動画の場合は、大→中→小→中→小という形で撮影するようにしてみてください。

◆まとめ
今回は工事現場の記録動画の撮影方法についてお伝えしてきました。今回お伝えしたことを元に実際の現場で撮影してみて、上手くいったところは残しつつ、上手くいかなかったところは改善していく必要があると思いますので、是非練習して上手くなっていってください。

不明点は連絡ください。
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