【動画撮影】工事現場の記録動画の撮影方法【実践編】 │ 撮影テクニック動画まとめch

皆さん、こんにちは。
株式会社火燵です。

今日は「工事現場の記録写真や記録動画の撮影方法【実践編】」ということで、お伝えしていきます。

▼YouTube動画

▼前回の動画(【動画撮影】工事現場の記録動画の撮影方法【基礎編】)

0:00 オープニング
0:45 実際の撮影方法(水平を測って釘を打つ作業)
1:52 実際の撮影方法(コンクリートを基礎に入れていく作業)
4:07 まとめ

◆はじめに
今回は株式会社イーグルハウス興業様の現場をお借りして撮影していきたいと思います。現場での撮影にご協力いただき本当にありがとうございました！
我々もそうですが、皆さんも工事現場で撮影される際は、安全を第一に確保して撮影するように心がけてください。

▼株式会社イーグルハウス興業HP
http://www.eagle-house.net/index.html

◆現場の説明
作業の内容としてはコンクリートの高さを合わせるために、レーザー墨出し器を使って水平を測って
そのラインに釘を打っていくという作業です。
こちら作業を前回の動画でも述べたように「大から小」を意識して撮影していきたいと思います。

◆実際の撮影方法(水平を測って釘を打つ作業)
◯大構図
大構図では現場全体を写して、現場で何が行われているのかがイメージしやすいような映像を
撮影します。
こちらの写真では、右側に水平を測るレーザー墨出し器があって、左側で作業者の方が作業しているのが分かると思います。

◯中構図
中構図では作業者の全身もしくは半身を撮影して、どういった作業をしているのかというのが
説明できる映像になります。
この写真だと作業者がハンマーで釘を打っているのが伝わると思います。

◯小構図
小構図では作業者の方が作業している詳細を説明するので、手元のアップまたは上半身のみの
映像になります。
釘がライン上に配置されていて、ハンマーで打っているのが伝わると思います。

◆釘を打つ作業のまとめ
この一連の作業は「大→中→小→小」という構図で撮影をしました。
このような形で次の作業に移ったら、再度大きい映像で撮影して現場がどういう状況になって
いるのかを伝えます。
その次に「中→小→中→小」という形で作業者の方がしている作業を記録していきます。

◆実際の撮影方法(コンクリートを基礎に入れていく作業)
次はコンクリートを基礎に入れていく作業なので、その記録動画を撮影していきます。
まずタンクローリーでコンクリートを入れ物に入れて、それをクレーンで移動させて、
基礎に流し込むという作業の流れになります。

◯大構図
こちらはクレーンがコンクリートを運んでいるシーンです。大きい動きがあるところは
基本的に大きい映像で撮影した方が良いので、このように大構図で撮影をしています。
コンクリートが定位置に着いたら移動して中構図や小構図を撮影していきます。

◯中構図
こちらは作業者の方が基礎にコンクリートを流し込んでいるシーンです。作業内容や作業者の
方の様子がある程度収められた場合は、ズームや場所を移動して小構図を撮影していきます。

◯小構図
こちらの小構図ではコンクリートがどのように流し込まれているのかという作業の詳細が
わかると思います。手元のアップか作業者の上半身のみを撮影する形になると思います。

◆フィックスとワークを使った撮影
フィックス(固定)で撮影する場合は、カメラを固定した状態で5〜6秒あるいは10秒程度撮影します。その上でカットチェンジして撮影をしていくという形になります。
どうしても失敗できない撮影やワーク(動き)を使って撮影したい場合は、
カメラを動かして作業全体を撮影していくのも良いと思います。

◆まとめ
今回は工事現場の記録動画の撮影方法【実践版】ということでお伝えしてきました。現場撮影で大切なことは大構図・中構図・小構図という風に分けて考えることです。
大構図は誰が何をしているのかやどこに何があるのかなど、その現場全体がわかる映像になります。
中構図はその作業者の方がどのような作業をしているのかという概要がわかる映像です。なので全身か上半身のアップが多くなると思います。
小構図は作業者の方がしている作業の詳細になるので、手元のアップか場合によっては上半身のアップになると思います。

撮影をする際はまずは大構図から撮影をしてその後、中→小→中→小という風に撮影していきます。
また時間が経ったり次の作業に進んだ場合は、再度大構図を撮影して中→小→中→小という風に撮影していきます。

作業が進んでも中構図でわかる場合はそのまま中→小→中→小と続けても大丈夫ですが、
基本は大→中→小→中→小という形で撮影するようにしましょう。

この大構図・中構図・小構図の割り振りを勉強して記録動画の撮影にチャレンジしてみてください。

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