車載動画撮影に使用している機材の紹介

車載動画撮影に使用している機材の紹介

カメラはOsmo Action 3をフロントガラス上部にマウントしています。
録音はDJI Micをマフラー上部に設置しています。

車載動画を撮り始めた時、最初はiPhoneで撮ってみて次にGoPro、今はOsmo Action 3を使用しています。
iPhoneは実は高性能ですが、録画データの取り回しが悪くて大量の撮影には向いていません。
GoProはやはり熱停止問題が最大のネックでした。
Osmo Action 3は熱に強く、マグネットと爪で留めるだけで脱着出来るので
車載撮影から手持ち撮影へ簡単に移行出来ます。
1つのカメラで撮る事で撮影データが時系列に並ぶので編集が楽になります。

Osmo Action 3はGoProのオプション品を色々使い回せるので私は単品で本体を買い
後から必要なオプションを買い足しましたが、一から揃える人はアドベンチャーコンボ等のセット品がオススメです。

カメラの設置はフロントガラスに接着式のマウントを固定して行っています。
頻繁に撮影しないのであれば吸盤式で良いかもしれませんが、接着式では
いつ撮ってもアングルが同一であるメリットがあります。
マウント自体は小さいのでルームミラーの後ろに設置しておけば
撮影していない時も邪魔にはなりません。

車内からフロントガラスを通して撮影するとどうしても映り込みが発生するので
CPLフィルターは必須かと思います。
私はフィルターを調整して一番映り込みが少なくなる所にセットしてから瞬間接着剤で固定しています。
接着してしまわないと手持ち撮影に持ち出す事を繰り返している間にズレてしまうからです。

主に使用している記録メディアはSanDisk Extreme microSDXCの512GBです。
Osmo Action 3の仕様的には256GBまでのサポートですが、512GBも問題無く使えています。
4K60fpsで9時間20分程度録画出来ます。
バッテリーは残り10%になると画面が点灯して教えてくれますが、
メディアは一杯になってから即録画停止で録画が途切れてしまった後に
通知が出るので気をつける必要があります。

バッテリー1本で約90分(4K60fps)撮影出来ます。
GoProでは給電しながら外部マイクを同時に使えたのでバッテリーは使わなかったんですが、
Osmo Action 3は給電と外部マイクの同時使用が出来ないのでバッテリーを
交換しながら回しています。
3本あれば車内で交換したバッテリーを充電して十分回せます。
80分でタイマーを鳴らして停車出来る場所を探して交換しています。

マイクはワイヤレスのDJI Micを2セット使っています。
1回4時間以上録音出来ますが、連続して使い続けたいとなると
2セットを回すのが楽です。
Osmo Action 3への接続はRODEのステレオケーブルとAnkerのオーディオアダプタを使っています。
DJI MicにUSB-Cのアダプタが付属していて、これを使えば直接Osmo Action 3に
接続出来るんですが、これを使うと接触不良が多発してしまう為に
外部品のケーブルを使用しています。
この組み合わせではほとんど接触不良は出ていません。
接触不良になっている場合、細かいノイズが乗るか完全にビープ音だけに
なってしまいます。

マイクの設置はGoProのマウントとGoProライトモジュラーに付属しているフィンガーアダプター、
ULANZIのスマホホルダー、ジップロックのSサイズ、ジップロックのサイズに合わせて
スポンジを切って丸めて自作したマイクホルダーを組み合わせています。
ジップロックに入れてもそこまで録音に問題が無かったので
雨でも平気で汚れたら簡単に交換出来るジップロック式に行き着きました。
GoProライトモジュラーに付属しているフィンガーアダプターは
同等の物が単体で手に入るのか調べても見つからなかったので
欲しかったらライトモジュラーを買うしか無いかもしれません。

撮影に使う機材一式はホームセンターとかに売ってる箱に入れてます。
手持ち撮影に使うハンドルはGoProのショーティーを使っていますが、
これはたまたま持っていたからというだけです。
Osmo Action 3をコンボで買うと手持ちハンドルが入ってると思うので
それで良いと思います。

最後にA&Dの3連タイマーですが、1つをバッテリー用の1時間20分、
1つをマイク用の4時間、もう1つはカウントアップで総時間にしていますが、
ここを9時間とかにして記録メディアの管理に使うのも良いと思います。
長時間撮影をするならタイマーは必須かと思います。

実際に車載動画を撮影してみると試行錯誤が必要で、色々と買ってきたんですが、
今の状態はほぼ最終形かと思ってます。
出来るだけ簡便にしていかないと撮影が億劫になってしまうので、
質と簡素化のバランスが重要かなと思います。

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