テスト映像 SONY α7ⅱ  with E11mmF1.8 APSC SEL11F18

テスト映像 SONY α7ⅱ  with E11mmF1.8 APSC SEL11F18

立ち寄った横浜市青葉区と渋谷駅前で、持っていたカメラのレンズを向けてみました。ソニーのフルサイズミラーレスカメラ、a7mk2、α7 II 、ILCE-7M2 によるテスト映像です。レンズはAPSC用 11mmF1.8 です。

以下は、撮影機材の検討用にご覧になっている方へのメモです。
APSC用のレンズですが、気持ちのいい広角で、撮影時の表示は映像の抜けの良さからレンズの品質の高さが伺えます。カメラボディは発売から10年前後の古いモデルですが、風景を撮る程度であれば問題なさそうとの感触を得ました。
11mmF1.8のレンズはカメラ愛好家の間で定番とされているようですが、手ぶれ補正機構を持たないのでα6400の動画撮影用とするには若干ハンディがあります。ジンバルを併用すればなんら問題ないですけど、小型軽量というメリットが活かせなくなります。オートフォーカスの精度が極めて高く、ポートレートを撮るカメラとしてはお手頃価格ながら秀逸ですが、小型軽量の映像取材キットを組む際は手ぶれ補正機構のないところが動画撮影時は不安を感じます。一方で今回テストした限りでは、α7ⅱとこのレンズの組み合わせは、このサンプル映像が軽量のセットで撮れることから、使い勝手としてはベストな動画撮影キットと言えると思います。カメラボディ、レンズともに「防滴に配慮した」設計になっていると聞きましたので、屋外取材が多い方にもメリットはあるかと思います。ただし、先ほど4Kの大型画面でチェックしたところ、画像のエッジが甘いかなあという印象でした。APSCモードへの切り替えで画質の劣化が起きている可能性があるととりあえず疑っています。4Kが発売される前のAVCHD映像のような荒れは感じません。ビットレートがおそらく高いのだと思います。
ちなみに普段の私は、ZV-1という1インチセンサーのコンパクトカメラと、α6400というミラーレスカメラを使用していますが、撮ったカットをパソコンのモニター画面で確認した限りではこのα7ⅱの映像は、パキパキではないけど品位のあるカットになっているように感じました。

もう一点、巷で言われているとおり動画撮影時のバッテリーの持ちは芳しくなく、満充電の近いバッテリーを1日あたり4〜5個持参する必要がありそうです。
以上は、カメラやレンズについて参考情報を探している方向けの率直な私の感想です。

暖かくなったら映像取材活動を再開しますので、またお付き合いのほどよろしくお願いします。

Sony A7mk2Test

機材カテゴリの最新記事